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■赤水の正体

赤水の正体は自然現象。一般的に沈殿物の水生生物への影響は無いと言われている。上流の沢を盛土切土地で造成したとき、水抜き管を設置したため、そこから出てくる水は急激に酸化現象が起こる。鉄細菌が鉄分を多く含む水を水酸化第二鉄に酸化させ赤褐色に着色させ、湿地内で赤泥となった堆積物では草木が生えていない。そのため、生育環境の変化でホタルはいなくなった。

■2017水質調査

【2017年8月26日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   27.4
  水温  18.4  21.7  22.4
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等    カナっけ臭  無臭   アオ臭い
水素イオン濃度 pH  6.70  7.63  7.75
COD mg/ℓ  5.0  4.0  8.0
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  判定できず  0.2以下  0.2
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.005  0.001
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  1  0.5
リン酸態リン mg/ℓ  0.02以下  0.005  0.02
考察  

 

【2017年6月17日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   23.7
  水温  18.4  17.8  19.5
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等    ほぼ無臭  無臭   無臭
水素イオン濃度 pH  6.57  7.63  7.81
COD mg/ℓ  5.0  8.0  6.0
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2以下  0.2  0.2
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005以下  0.005以下  0.005以下
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  0.2  0.5
リン酸態リン mg/ℓ  0.02  0.005  0.05
考察 前日雷雨で結構な降雨量があった。Aは伏流水、Bの上流は耕作地の表層流。

 

■2016水質調査

【2016年9月3日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   27.9
  水温  19.9  21.9  22.2
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  6.66  7.38  7.62
COD mg/ℓ  7.0  6.0  6.0
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2  0.2以下  0.2以下
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.005  0.005
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  2.0  0.5
リン酸態リン mg/ℓ  0.02以下  0.002以下  0.02以下
考察 ピンク色部分は生息域推奨値外であった。

 

【2016年6月11日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   28.1
  水温  17.9  19.3  21.2
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  6.65  7.53  7.72
COD mg/ℓ  6.0  0  3.0
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2  0.2以下  0.2以下
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.02  0.005以下
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2以下  2.0  0.2以下
リン酸態リン mg/ℓ  0.02以下  0.005  0.10
考察 ピンク色部分は生息域推奨値外であった。

■2015水質調査

【2015年10月29日】市の調査

【2015年9月5日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   26.5
  水温  20.2  22  22.5
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  7.0  8.0  7.0
COD mg/ℓ  6.0  7.0  7.0
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2以下  0.2以下  0.2以下
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.01  0.01
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2以下  1.0  0.3
リン酸態リン mg/ℓ  0.02以下  0.02以下  0.02以下
考察 前回と大きな変化は無い。

【2015年6月13日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   24.5
  水温  16.5  20  21
  水流 m/s  無  無  無
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  7.0  7.0  7.0
COD mg/ℓ  6.0  3.0  4
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2以下  0.2  0.2
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.02  0.005
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  1.0  0.3
リン酸態リン mg/ℓ  0.02以下  0.02以下  0.02以下
考察 前回と大きな変化は無い。

■2014水質調査

【2014年10月29日】市の調査

水路1:呉器沼流入口(会調査のC地点)

水路2:木道の湿地内水路(2014年春開削したところ)


 

 

【2014年9月6日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   23
  水温  17  19  20
  水流 m/s  有  有  有
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  7.0  7.0  7.0
COD mg/ℓ  5  8  4
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2  0.2  0.2
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005  0.05  0.005
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  1  0.5
リン酸態リン mg/ℓ  0.02  0.05  0.05
考察 前回と大きな変化は無い。

【2014年5月10日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   20
  水温  11  11.5  12
  水流 m/s  0  0  0
  臭い等   かすかに鉄臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  6.0  7.0  7.0
COD mg/ℓ  7  8  4
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.5  0.2  0.2
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.01  0.02  0.01
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2  0.5  0.3
リン酸態リン mg/ℓ  0.00  0.03  0.04

 


東松山環境管理事務所の調査情報

■2013年水質調査

【2013年9月1日】独自調査

【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   30
  水温  20  24  25
  水流 m/s  0 かすかに流れあり かすかに流れあり
  臭い等   鉄の臭い 無臭 無臭
水素イオン濃度 pH  6.0  6.5  8.0
COD mg/ℓ  7  2  8
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  0.2  0.2>  0.2>
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0  0.01  0.01
硝酸態窒素 mg/ℓ  0  0.5  0.5
リン酸態リン mg/ℓ  0.00  0.05  0.05

【考察】

共立理化学研究所パックテスト「川の水調査キット」の説明による目安をベースに判断した。それぞれの基準は②化学的酸素要求量は5mg/ℓ以下③アンモニウム態窒素は0.2mg/ℓ未満④亜硝酸態窒素は検出しないこと⑤硝酸態窒素は通常1〜2mg/ℓ⑥リン酸態リンは0.05mg/ℓ未満。

この調査地点ではリン酸態リンがやや高いが「きれい」基準に近いレベルにあると判断できる。

【2013年2月1日】市の契約コンサルタントの調査です。

■2009年度水質調査

呉器沼のほとりに掲げられている。

「現状の水質は特にの問題ないレベルのもので、この池に棲む生物にとっても問題の無い環境」と考察している。呉器沼はそうかもしれないが赤水の堆積している付近(下の報告調査地点「湧水池」)も含めての考察であれば疑問が残る。

湧水池ではホタルはもう飛んでいないのも事実だ。 残念ながら状況調査のようで数値が一切公開されて無く科学的調査がされたのかは不明。

2013年9月に自治会より展開された報告書による情報は下記。

 【水質・底質分析結果】
水質 測定項目 単位 湧水池 呉器沼 基準*
水素イオン濃度 pH  6.3  7.2  6.5〜8.5
化学的酸素要求量(COD) mg/ℓ  3.6  6.3  ー
溶存酸素量(DO) mg/ℓ  3.5  4.2  5以上
浮遊物質量(SS) mg/ℓ  65  15  25以下
全窒素 mg/ℓ  0.59  1.0  ー
全燐 mg/ℓ  0.021  0.029  ー
全鉄 mg/ℓ  29  1.3  ー
溶解性鉄 mg/ℓ  <0.1  0.1  ー
底質 鉄(含有量) mg/kg 520,000 54,000  ー
 基準*は参考として流出先である越辺川下流(高麗川合流点より下流)の類型(B類型)の基準を仮に当てはめたものである。
 【細菌類観察結果】
湧水池
  水質試料は、褐色の浮遊物が観察されたが、この浮遊物は糸状性鉄細菌の集合体であった。また底質試料も鉄細菌が主体であった。
呉器沼
  水質試料は、褐色の浮遊物(水酸化鉄で覆われたバイオフィルム)が観察され、主に珪藻の殻や緑藻が付着していた。また、鉄細菌と思われる褐色物質で覆われている糸状体が確認された。なお、底質試料からは鉄細菌は確認されなかった。
 【考察】
  湧水池の赤い沈殿物について
   底質試料の分析の結果、鉄含有量は520,000mg/kg検出され、分析試料(乾燥固形物)の52%含有していた。鉄含有量は土壌中に含まれる存在量(40,000mg/kg)と比べても極めて高い値である。また、底質試料からは、鉄細菌が非常に多く確認された。また、水質試料の分析結果、全鉄29mg/ℓ検出されており、試料中の浮遊物は糸状性鉄細菌の集合体であった。以上により、「赤い沈殿物」は鉄細菌に因るものと考えられる。本調査で確認された鉄細菌は、調査対象地付近の土中に存在すると考えられるが、鉄細菌による「赤水」や「赤い沈殿物」は、調査対象地に限らず、日本各地で見られる自然現象である。