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ホタル生息域水質調査

          2022.8/27
 今年のホタル飛翔は異常気象や自然災害で大変だった。早々と飛翔数調査は終了したが、その後を受けた水質調査を行った。昨夜の雷雨を受けて少し綺麗になっているかもしれない状況で行われた。
 
 今回、水素イオン指数計(pH計)代替導入。水温も同時計測なので、計測毎の共洗い作業が半減した。
 
【調査結果】
  測定項目 単位 調査地点A 調査地点B 調査地点C
  気温   27.3
  水温  23.6  24.8  24.8
  水流 m/s  無  有(微小)  有(微小)
  臭い等    無  無  無
水素イオン濃度 pH  6.6  7.2  7.4
COD mg/ℓ  6  2  4
アンモニウム態窒素 mg/ℓ  判定不能  0.2  0.2
  アンモニウムイオン NH₄+ mg/ℓ  -  0.26  0.26
亜硝酸態窒素 mg/ℓ  0.005以下  0.005以下  0.005以下
  亜硝酸イオン NO₂ - mg/ℓ  0.017以下  0.017以下  0.017以下
硝酸態窒素 mg/ℓ  0.2未満  0.5  0.2
  硝酸イオン NO₃ - mg/ℓ  0.9未満  2.2  0.9
リン酸態リン mg/ℓ  0.002未満  0.002  0.005
  リン酸イオン PO₄ ₃- mg/ℓ  0.006未満  0.006  0.015
考察 アンモニウム態窒素においては赤水のAは扱いに困る反応だった。おおむねきれいな状況。 
 調査終了後、プレハブ倉庫の戸の立て付け調整を行った。戸をバラして再組立、悪戦苦闘のすえ、スムーズに動くように改善できた。
 
 ③アンモニウム態窒素「判定不能」についてPACテスト製造元の共立理化学研究所に問合わせたところ、「鉄イオン」が多量に含まれているため、発色が標準色から大きく異なる結果となっていると案内がありました。
 
会員4名の参加 2.5時間の作業