2016.8/23 公園街路灯遮光板撤去作業
台風で延び延びとなっていた公園街路灯の遮光板撤去作業を行った。台風一過で緑道には昨日来の枝や葉が散乱している。そんな中安全帯をつけて無事撤去作業を終了させることができた。地域には様々な意見があり、この遮光自体もまだまだ皆さんの理解を得るまでには至っていない部分もありますが、いわゆる「自然保護」のひとつの姿として見守って頂けたらと思います。 生息域への台風の影響は湿地内の大木が2本倒れた事。緑道などには影響が無かったので公園来訪者への影響は少ない。関係者が朝から調査に来ていたので早晩片付けられるものと期待できる。緑を守るという見地からは不運な良からぬ事だろうが、湿地への日光がさす機会が増えるのでホタル保全復活としては良い事象だったのではないか。 また、稀に見る大雨のため昨日は赤い水があるれんばかりに濁流となっていたが、今日はおちついた流れとなり沢底の石の色が本来の色として見える清流に変わっていた。 |
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石の本来の色が分かる程きれいになった沢底。あとは日光が当り苔が繁茂できればホタルの卵を産みつけるには最良の環境になるが、日光が当たるほど環境改善された訳ではなく、赤水もあっというまに覆い尽くす。来年の産卵時期に期待が持てるかは怪しい刹那的な事象にとどまるが好環境ができている事実はここにある。 | |
倒木で日が射す様になるのは良い事だが、根が盛り上がった湿地はその後乾燥した島状の場所となり、残念な事に生息可能な湿地面積を減らしていく。 |