2016.6/11 水質調査・葦除草作業
菖蒲田にきちんと水が廻る様に水路を掘ってホタルの生育環境を整えてきたが、葦が猛烈な勢いで繁茂。上流分は春先の整備作業で除去したが、日光もあたり葦の生育環境には申し分ないようで、茎部分から除草した。 | |
湿地の中は足場が悪く、作業も大変だが人手があるので早々にきれいになった。 | |
水質調査はもう慣れたもの。今回からデジタルPH計で行った。リトマス試験紙のアバウト判定よりも短時間で正確(補整済み)な結果が得られる。 | |
試薬による反応結果の判定は皆で協議。 | |
【調査結果】 | |||||
測定項目 | 単位 | 調査地点A | 調査地点B | 調査地点C | |
気温 | ℃ | 28.1 | |||
水温 | ℃ | 17.9 | 19.3 | 21.2 | |
水流 | m/s | 無 | 無 | 無 | |
臭い等 | かすかに鉄臭い | 無臭 | 無臭 | ||
① | 水素イオン濃度 | pH | 6.65 | 7.53 | 7.72 |
② | COD | mg/ℓ | 6.0 | 0 | 3.0 |
③ | アンモニウム態窒素 | mg/ℓ | 0.2 | 0.2以下 | 0.2以下 |
④ | 亜硝酸態窒素 | mg/ℓ | 0.005 | 0.02 | 0.005以下 |
⑤ | 硝酸態窒素 | mg/ℓ | 0.2以下 | 2.0 | 0.2以下 |
⑥ | リン酸態リン | mg/ℓ | 0.02以下 | 0.005 | 0.10 |
考察 | ピンク色部分は生息域推奨値外であった。 |
デジタル照射温度計により日射のある水面と日陰の水面温度を計測した。少しの流れがある水流なので表層と内部での温度差はあまりないと解釈。最大4.3度の差があった。 | |
8名参加、2時間の作業 |