2015.8/24 赤水除去システム稼働開始
長い間懸案となっていた動物公園流出の赤水処理が県と市の調整によりやっとシステム化された。これにより、定期的に赤水が除去され、ホタル生息域での水中環境は少し改善されるものと期待できる状態となってきた。自治会連合会高坂丘陵支部環境委員会を窓口とした関係各位に感謝致します。 | |
水抜き管から流下する水は濃度の高い鉄分含み、公園側で突然空気に触れ「水酸化第二鉄」を形成し、赤水と多量の沈殿物を発生させる。そのため、水生生物の環境悪化が深刻で、ホタルの発生域は赤水を避ける様に下流に移行している。すでに水路は赤く染まって堆積物も増える中、そろそろ限界の状況にあるところで何とか間に合った?システムだ。バックヤードとしてスペースのある動物公園側に沈殿池を設置、そこにポンプ揚水し、赤水の流下を阻止しようとする方式です。 | |
10人規模の作業で、清掃やホース接続を行ない、ポンプが動き出した。 | |
目詰まり防止の金網籠の中でそれぞれ稼働 | |
清掃作業できれいに | フェンス越えは脚立で |
谷渡り塩ビ管 ホースと塩ビ管で沈殿池までつなげる。結構揚程がある。 |
|
山越えホース | |
溜まりだした赤水。 | |
次の課題は、天候次第の部分もあるが、作業頻度だろう。 | |