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 ホタルが発生してから初めての真夏日に開催。集合時間1時間前にはすでに下見に訪れる親子数組。集合時間近くなると、すごい集団が形成されてきた。地域全戸回覧の威力か、準備は万端なはずだが、やや予測オーバー参加人数。その数165名。大盛況のうちに始まった。特製のぼり旗の前では記念写真の親子連れ、ご近所さん同士の時候の挨拶やらホタル議論やらで期待が高まる。いろいろな質問も多数。
 注意やお願い事項説明の後、公園内遊歩道をゆっくりひとかたまりになって移動。暗闇に眼を慣らしてもらいながらここの環境や生息生物の案内をするが、住宅地近接なので大きな声も出せないため周囲の人にしか伝わらない。そのうち、今年から遮光ガイドをつけた街路灯のもとに到着。幸運な事に2匹が草のところで光っている。今年初めてのこの場所での発生を確認。遮光の説明をしたが、この光が効果を証明しているようなものだ。
 発生現場への到着がやや早い時間だったので、まだ大くは発生していない。しかしながら、木立の奥で明滅しているものや間近で光っているものなど、その度に歓声が上がる。今年の気象状況からはやっと「はしり」の時期になったところなので、まだ数は少ない。それでも「初めて見た」「かわいい」「すごい」とか感動の会話があちらこちらから聞こえる。
 真夏日となった夜、暗闇の木立の先で雲一つない明るい空に星が輝いていた。
   

 今回の準備作業は、①木道前後の階段の部分照明設置による安全の確保と、②奥のけもの道散策路が長雨で路肩が軟弱なので「進入禁止」にしたこと。誘導や現場案内はスタッフ皆さん慣れているので、事故も無く無事終了することができた。

 

課題

・発生ピーク午後8時にあわせた集合時間設定と工夫が必要。

・鑑賞会当日発生数ゼロでは困るが、発生数ピークにあわせた開催日程。

    そうはいっても雨も降らず、天候に恵まれたことは良かった。