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ホタルの発生シーズンが終わったので、水質調査と水生生物調査および整備作業を行った。 |
■水質調査 |
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【調査結果】 |
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測定項目 |
単位 |
調査地点A |
調査地点B |
調査地点C |
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気温 |
℃ |
23 |
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水温 |
℃ |
17 |
19 |
20 |
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水流 |
m/s |
有 |
有 |
有 |
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臭い等 |
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かすかに鉄臭い |
無臭 |
無臭 |
① |
水素イオン濃度 |
pH |
7.0 |
7.0 |
7.0 |
② |
COD |
mg/ℓ |
5 |
8 |
4 |
③ |
アンモニウム態窒素 |
mg/ℓ |
0.2 |
0.2 |
0.2 |
④ |
亜硝酸態窒素 |
mg/ℓ |
0.005 |
0.05 |
0.005 |
⑤ |
硝酸態窒素 |
mg/ℓ |
0.2 |
1 |
0.5 |
⑥ |
リン酸態リン |
mg/ℓ |
0.02 |
0.05 |
0.05 |
考察 |
前回と大きな変化は無い。 |
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■水生生物調査 |
前日にトラップを仕掛け、掛かった生物を調べた。 |
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アメリカザリガニ |
相当数生息していることが改めて確認された。幼体も多数掛かっており、繁殖拡大が伺える。トラップの中でモツゴがハサミで捕まえられており、モツゴの高次消費者の位置づけ。 |
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モツゴ(クチボソ) |
水中に群れているのが確認できる。トラップにも多数掛かった。体長6〜7センチ。 |
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呉器沼も流れ込む水路も浚渫整備後全体が浅くなり、トラップを仕掛ける場所が減った。今後PETボトルセル瓶など自作して対応が必要。 |
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■木道除草 |
木道に覆い茂っている黄菖蒲と溝蕎麦を刈り取るのに、葉についたナガオカモノアラガイを一緒に廃棄することになるので、刈った葉を現場にしばらくおいて、貝が他に移る様に作業をした。 |
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きれいになりました! |
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■現状確認 |
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作業後、ホタル生息域の現状確認を参加者皆さんで行った。 |
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赤水 |
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南側源流部(孔明き管からの滲み出し) |
北側源流部(動物園温室周辺の雨水) |
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北側の源流部からも赤水が流れ出す様になってきた。まだまだ解決への道は遠い。 |
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腐葉土ボックス |
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かなり熟成が進んでおり、50%程度の減量化。ボックスの腐朽は進行していない様だ。 |
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落葉柵 |
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崩れたりしておらず、機能している。 |
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まだまだ放置木が多量にあり、落葉柵の材料には困らない。 |
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結果 |
10名参加で1時間30分間の作業 |
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