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2013.8/2〜5 水中生物予備調査

前回の運営会議での議論を受けて、水中生物の予備調査を行った。今までのフィールド調査時、水面観察でザリガニを発見してきているのが議論の発端。今回、ホタル生息域の水路水中にトラップを仕掛けて確認してみた。

小さなトラップなので、アメリカザリガニを対象にイカを餌として仕掛けたところ、8月3日朝2匹、8月4日朝に1匹、8月5日朝1匹かかった。期待していなかったが、こんな簡単に捕獲出来る状態にある。

「要注意外来生物」のアメリカザリガニがこの里山環境にも確かに生息していることがわかった。雑食性でホタルを含む水性昆虫や藻類など食べる。ホタル保護の観点から、今後、可能だったら有効な方法で捕獲を進めたい。

また、8月5日朝には体長15ミリ程度の小さな透明なエビが。ハサミが見えなかったのでヌマエビと思われる。写真撮影を試みたが、無理な状態だったのですぐに水路に戻した。アクリル製「観察ケース」を手に入れて(あるいは自作)それを用いて詳細を観察して同定していきたい。アメリカザリガニも地面において写真を撮ったり観察したりしてもうまくいかないし、攻撃的で落ち着かない。


今回の予備調査結果

■ホタル生息域に

 ①「アメリカザリガニ」が生息している。

 ②(仮同定)「ヌマエビ」が生息している。

 

■必要機材

 小さな生物の観察・同定にはそれなりの機材が必要だと解った。「水中生物観察ケース」、「ルーペ」等の簡単な機材でフィールドワークは格段に向上する。