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2013.2/20 動物園内源流側調査

関係各方面の迅速な対応のおかげで動物公園内の源流側の現場を見せて頂きました。課題の松風公園「赤水」ある暗渠の水源側をさかのぼると、2方向の谷から集まって下流の公園にいく。 「自然の生成物」が流れ出しているという事実は確認出来ました。

お忙しい中関係各位には時間を取ってご案内頂きありがとうございました。

現場確認地図

赤水が出ている方の暗渠になっている上流側を見せて頂いた。赤い点線と赤い集水枡が見たところ。この説明のために左の地図の様に便宜上名前を付けた。

集水枡①:公園に流れ込む最後の地上開口部。ここが集水升②につながる。(写真上の開口部) 集水枡③:U字溝より上流には赤水(酸化鉄)と落ち葉が溝の中にある。流れが無いので凝縮された感じ。
集水枡③から集水枡④方向、U字溝蓋付きが続いている 。人がいるところが④。 集水升④;ここにはしっかり赤水が凝縮されている。水酸化第二鉄の塊。
集水升④での確認の様子。 公園の流出口側を動物公園側から。
動物公園側から見た流出口。 埋め立てられた谷間の暗渠①の上を歩く。

 

会員参加4名(総勢11名) 1時間余の現場見学


わかったこと、学んだこと

1)動物公園の源流側の確認では自然生成物としての赤水は存在する。(見たこと)

2)温室は重油ボイラーを使用している。タンクは地上設置で燃料流出等は確認出来る構造で今まで流出事故は無い。(聞いたこと)

3)温室の散水は蒸発と一部浸透水として流出している部分もある。動物の餌となるので無農薬で管理されている。(聞いたこと)

4)動物公園内にもホタルがいるので鑑賞会イベントが行われている。(聞いたこと)

5)インターネットの「赤水無害」コンテンツのコピーをいただいた。動物公園職員からの説明として無害のものだという説明であった。(人間にとって・・という内容に思える。温泉の赤湯はそのもので、確かに利用はしているが)   >>とんでもない後日談


 次回作業時に公園側流出口付近で一部赤水堆積物を掬い上げてバクテリアでなく水生生物が棲息しているのか、その後乾燥・埋め立て可能なものなのかトライアルをしてみる。