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2013.5/9ホタル生息環境 現場確認

運営会議の後、会員でホタル生息域の現場確認を行った。
 湿地から育ったコナラは光を求めて上に伸びる。湿地では窪地のため落ち葉がたまり腐葉土として生育養分をもたらし、水分もあるので残る課題は光。そのため上にとにかく伸びる。樹幹が細く樹冠部のみ茂っているので風が谷間にまで吹くと持ちこたえられない。周りには同じ環境の木々、それに枯木もありこれからも時々色々なハプニングが起きるだろう。まずは安全面が課題になりそう。

 湿地周りのエコトーンでは樹木は光を求めて倒れんばかりに横方向にも伸びている。ホタル生息域には光が届かず、水温の上昇も望めないことから、肉食のホタルの餌になる水中生物が棲息出来ない。ここは「緑地」だが、ホタル生息に求められているのは「里山」の環境。