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2015.3/7 トウキョウサンショウウオ保全状況確認

産卵期を迎えた近隣のトウキョウサンショウウオ生息地ではアライグマによる食害が深刻化しており、「児沢探検隊」主催の埼玉県立川の博物館研究員の藤田さんによる現地調査指導会があったので追加で松風公園の現場を見てもらい、専門的見地からアドバイスをいただいた。
水路から2つの卵塊が見つかりました。ちょっと深い水路のところで落葉に産みつけるので、落葉は今のレベルに保った方が良いとのこと。水路の整備の勘所も丁寧に指導してもらった。また、落葉移動時期は孵化したあとの4月中旬、草が伸びる前が良いのではとアドバイスをもらった。卵塊保護のアイデアも頂いたので、後日実行する。
落葉柵はトウキョウサンショウウオの住処としては良いところになりそうだ、注意しなければならないのは夏、湿気が保たれている必要があるとのことだが、北斜面林なので、充分湿度はあると思われるが、今年は注意して見て行きたい。

  参考(児沢)  
食いちぎられたトウキョウサンショウウオが水路に残っており、相当の被害が確認された。対策として、水路の産卵場所が上からかき回されない様に丈夫なカバーをつけた。また、水路内に入らない様に端には柵をつけた。前足が上手く使えるアライグマは鋭い爪を持っておりまた力があるのでかなり手強いとのこと。
アライグマのわな。賢くなっているのでなかなかかからないとのことだが設置し様子を見ることになった。